4月21日 高橋薫子&中鉢聡 Soprano & Tenor Duo in フィリアホール
「女神(ミューズ)との出逢い」というシリーズの土曜ソワレ。
このシリーズには2006年に出していただいてから6年目。早いものでね。(^_^;)
そのときはソロリサイタルだったのだけれど、今回は中ちゃんとのジョイントでした。
楽しいね。ソロもいいんだけど、デュエットできるとプログラミングに幅が出るから楽しいんだよね。
気心知れた中(ちゅう)とのデュエットは一度のあわせと当日のGPのみで、動きもだいたいは決めたけど
結局本番はアドリブだらけで・・・ まぁ、お互いに好き勝手動きましたが。
こんな風にできるのもやっぱり長年ステージで共演してきた貯金があるからなんだろうね。
他の人とじゃこうはいかないもんね。 楽しかったよ。ありがとう。
今回のプログラムは前半
・「愛の妙薬」より そよ風に聞いて (Duett)
・「リゴレット」より 女心の歌 (Ten.)
・「セビリアの理髪師」より 今の歌声は (Sop.)
・「ロメオとジュリエットより
太陽よ、昇れ (Ten.)
愛しい人よ、私に勇気を与えてください (Sop.)
結婚の夜 (Deuett)
・七つの子
・揺籠の歌 (Sop.)
・小さな空
・明日ハ晴レカナ曇リカナ (Ten.)
・ヴィラネル (Sop.)
・忘れな草 (Ten.)
・もし僕の詩に翼があったなら
・赤ちゃんの歌 (Sop.)
・グラナダ
・カタリ・カタリ (Ten.)
・君と旅立とう (Duett)
アンコールには 「オペラ座の怪人」より All I ask of you と
「メリー・ウィドー」より 高鳴る調べ をデュエットで。 Pianoは瀧田亮子さんです。
ロメオとジュリエットは2003年に共演しました。なかなか上演される演目ではないけれど、ステキなオペラですね。
機会があればまた歌いたいと思いますが・・・ぜひ誘ってください~!!(^^)
ロメオとジュリエットは留学中にスカラで初めて見たバレエがプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」でそれはそれは素敵でした。
その残像が今でも残っていて、ジュリエットの儚げな佇まいを私も。。。と狙ってはいるのだけどなかなか・・・(^_^;) ははは。
後半はリラックスムードの歌曲たち。テノール歌手がカンツォーネを歌うとソプラノとしてはそこに何を合わせるが迷うのだけど、
今回は全部フランス語の歌にしました。ベルギーの女流作曲家デッラックァの「ヴィラネル」、フランス人アーンの「もし僕の詩に翼があったなら」、
イタリア人ロッシーニの「赤ちゃんの歌」それぞれキャラクターのはっきりした歌を選んでみましたよ。どれも大好きな曲。
中でも「赤ちゃんの歌」は楽しいね。去年のリサイタルで初めて歌ったんだけど、それ以来ぶりで今回プログラムに載せてみましたの。
けっこう早口のフランス語、今回のほうがやっぱり上手になった気がしましたね。(自画自賛ですいません)
ご飯を作りながら、お風呂の中で、電車の中でもぶつぶつ唱えてましたんで。やっぱり練習は裏切らない~!
ところが、最初に曲目相談してから確認がいい加減だったらしく合わせの直前に一曲全然さらってなかった曲を発見・・・・!!!
歌ったことはあるけど暗譜が。(>_<) 必死でした。まぁ、完璧とはいきませんが何とかなりました。すいません。 とても反省しています。
お客様はみな楽しんでくださったと信じたい。
いらしてくださった方々、ありがとうございました。(^-^)
余談ですけど、前回のフィリアでのリサイタルでは沿線に住む大学の同級生が思いがけず来てくれて、卒業以来初めて会えました。
それがきっかけで大学のクラス会を実現できたんですよね~。今回も来てくれたりして~と思っていたらやっぱり来てくれました!!
嬉しいですね。ありがとうA子ちゃん! 今年は学年全体のクラス会をやろうね~!!